風評被害への対策は?地域No.1ブランドの維持で競合からの嫌がらせを跳ね除け、確固たるポジションを築く。
2019.05.07 その他
業種 |
学習塾 |
とある大都市圏におけるNo.1とNo.2の会社の戦争の事例です。
Webマーケティングでは「風評被害対策」という言葉もあります。これは競合が嫌がらせで(彼らとしてはそれが実益的にも有効と考えて)こちらにとってネガティブになる情報を口コミサイトやブログで発信し、イメージを悪くしてくる手法です。
自分たちがその標的になってしまった場合、どういう立ち回りが有効なのでしょうか。
▼状況
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ある地方都市で実績No.1のお客様に対し、No.2の会社がネガティブな情報を流している。
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風評被害対策サービスで応戦していたが、やり返すべきか否か、方針が未決定
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リスティングの導入期と重なり運用方針と合わせてご提案
▼施策
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合格実績などこちらから発信できるメッセージは非常に良質
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相手と同じように立ち回っても泥沼だし、自社ブランドのイメージを悪くする
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よってポジティブなメッセージに触れる機会を増やすことを方針として採用
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リスティングの中でも露出機会が特に多くなる方法を選択した
▼コメント
リスティング広告は反響数をKPI(目標数字)とするのが基本ですが、それ以外の使い方で工夫が求められた事例です。
このお客様の場合、結果として施策が上手くいき、今でも毎年合格者数を増やしていっています。逆にNo.2の会社は実績を落としていき、今でも存続はしていますが当時の勢いはもうありません。こういったやり方は、お客様(生徒と保護者)もよく見ており、自滅したとも言えます。
少し話がそれてしまいましたが、リスティング広告も当然ながら広告として大切なことを抑えるのがやはり基本になると再認識した案件でした。
つまり、どのようなメッセージを伝えたいのか、が非常に重要だという事です。