【データ公開】栃木でSEOを考える前に。あなたの自社名検索(ブランド検索)は大丈夫?
2020.05.16 SEM検索マーケティングSEOマーケティング広告
自社名検索で上がっていない会社の機会損失
栃木県でもSEOは重要なWebマーケティング施策です。
・・・といいますか、
Web集客を真剣にやるのであればSEOを外す選択肢はありません。
なぜならば、
本当に重要なことをお伝えしますが、
「利益」を最大化させたいならSEOとアフィリエイトの2択です。
言い方を変えると、
「売上」を最大化する時に使いたいのがリスティング広告とかです。運用型広告は全般こっちに入れてもいいですね。
・・・これは誤解される言い方になってますね。笑
砕いて言うと、
上手くいったときにめちゃくちゃ儲かるのがSEOとアフィリエイトで、
上手くいったけど意外と利益出ないなー(売上は伸びてる)というのがリスティング広告を含む運用型広告全般
ということです。
このあたりはまた機会を改めてお話したいですね。
さて、そんなこんなで「まずは出しやすいからリスティングから」と始めて、
これが上手くいくとどうしたって利益の話になります。
それはそうですよね。
で、いざSEOはどうなっているのかと見てみると、
ボロボロの会社が意外と多いのです。苦笑
なぜそういう会社が多いのか?
これ、説明できます。
本サイトに力を入れていなくて自然検索からの流入が無いから広告を使う、
つまり、
最低限のSEOも出来ていないから、
お金を使って訪問数を獲得するパワープレイに走っている
ということです。
この動き自体は悪いものではありません。
リスティングで反響が取れるキーワードを見つけてSEOを仕掛ける、
というのは王道の戦略ですし。
ただ、
この一連の動きの中で見落とされる可能性が高いものがあります。
それが
「自社名検索で検索結果1位を取れているか?」
です。
Webマーケティングの目的は自社名検索を作り出すこと
そもそも、Web集客には色々な選択肢がありますが、その目的は何でしょうか?
リスティング広告やSNS、リマーケティングなど多種多様な広告がありますが、それにお金を使う理由って何ですか?
「売上を作るため?」
はい、それがゴールです。それは間違いありません。
しかしそのために
訪問数増加 → 売上増加
という理解をしている方も多いですが、
本当に重要なことなので、きちんと理解していただきたく、
はっきり申し上げます。
その理解で数字を見ているなら、雑すぎます。
それでは結果が出ません。
なぜなら、その見方は広告をギャンブルだと考える発想そのものだからです。
・・・えーと。
すみません、書いてて熱くなってしまって。
これもちょっと長くなりそうなので今日は割愛します。
結論としては、
訪問数増加 → 自社名検索 → 売上増加
これがWeb集客を見る時に意識してもらいたいところです。
訪問数が無ければ分析も何もありません。
質の良し悪しはあれど、それを見ていくためにも訪問数を取る事は大切なことです。
しかしどれだけ多くの訪問数を集めようと、売上に繋がらない集客に意味はありません。
売上までしっかりつながっているか。ここも見落としてはなりません。
では、考えていただきたいのですが、
売上が上がる、つまり商品を買ってもらえるということはどういうことでしょうか?
これも結論だけお伝えしますね。
(今日の内容だとここまでの話って前置きなんです。汗)
「選んでもらえる」(=信頼を勝ち取り指名される)
ということです
そしてこの「選んでもらえる」という工程が表れているのが自社名検索(ブランド名検索)です。
だから
訪問数増加 → 売上増加
ではなく、
訪問数増加 → 自社名検索 → 売上増加
ここを抑えていく。
訪問数を獲得し、自社名検索が増えて、売上にまでつながっているかどうか。
Web集客の最終的なゴールは売上を上げることですが、
そのプロセスで重要なのは、「自社名検索を作り出すこと」
なのです。
自社名検索でSEOが破綻したお客様の実例
そのため、大切なことは、
自社名で検索した際に、
ちゃんとSEO1位に(少なくとも3位以内に)
あなたのサイトが表示されていますか?
ということです。
「自社名検索を作り出すこと」が重要とお伝えしましたが、
検索されても出てこないと非常に大きな問題です。
さて、この5月はGoogleのアルゴリズム変動がすでに何回も発生しており、
しかもそれぞれ影響の大きいものが続いております。
その中でも「YMYL」関連、
つまり命や生活に大きく関わるジャンルですね、
ここの変動が大きいことが確認されています。
この動きの中で、
「自社名検索 30位」から「自社名検索 2位」に順位上昇した
お客様のデータを少しご紹介いたします。
『サイトへの、自社名検索からの訪問数』です。
集計期間 | 日平均 |
2020年5月1日~6日 | 38.8 |
2020年5月7日~12日 | 89.8 |
2020年5月13日~15日 | 147.7 |
集計が切り替わっているところでそれぞれ順位改善しています。
結果、1日当たりの自社名検索からの流入数が100件以上増加。
実に3.8倍となっています。
訪問数増加 → 自社名検索 → 売上増加
この流れで考えると、
自社名検索が3.8倍って、非常にいいことですよね。
逆に言うと、訪問数を広告で増やしていても、
自社名検索上位にいないことで、大きく機会損失していたものと思われます。
まとめ
今回は
自社名検索の順位に注目してみよう。
ということをお伝えしたくお話して参りました。
多くの場合はそこまで気にしなくても問題なく上がっていると思いますが、
万が一、上がっていない場合の機会損失が非常に大きいところです。
一度確認してみて下さい。
もし上がっていないようなら、最優先での対策をお勧めいたします。
それではまた!